そのアフターイベントとなる今回は、遠野における死生観に迫ったドキュメンタリー映像『DIALOGUE WITH ANIMA』の上映と、日本各地の祭りや祈りの儀礼の原点を振り返り、現代における祭りとは何かを問うトークショー「ニッポンの祭りと祈りの原点」を開催いたします。トークゲストには、日本や世界各地の祭りや伝統芸能のリサーチを続けるライター・編集者の大石始氏、遠野在住のローカルプロデューサー富川岳氏を迎え、遠野巡灯籠木の主催チームとともに、現代における祭りと祈りを考察していきます。
【概要】 日時:2021年12月16日(木)20:00〜22:00(OPEN 19:30) 会場:BE AT TOKYO(ラフォーレ原宿 6F ) 入場料:1000円
メディアパートナー:Qetic 主催:一般社団法人Whole Universe 助成|⽂化庁「ARTS for the future!」補助対象事業
遠野の民俗芸能「張山しし踊り」と音楽家たちのライブセッション
太鼓の音に揺さぶられ、動物と人が一体化するような神事「しし踊り」は遠野の夏を代表する伝統芸能です。柳田国男が『遠野物語』のなかで著した、菅原神社の例祭で奉納される「張山しし踊り」を、今回は特別に遠野巡灯籠木にお呼びし、遠野ふるさと村にて舞っていただきます。そして、OLAibi x KOM_I、Kuniyuki Takahashi、Daisuke Tanabeといったアーティストたちが、「しし踊り」に触発されたライブセッションを披露します。
坂本麻人(『DIALOGUE WITH ANIMA』監督) 2012年から映像作家として日本で活動。主にアーティスト、ダンサーの舞台映像、ドキュメンタリー映像を中心に制作。イギリスの音楽家ダレン・エマーソンや、デンマークの写真家ソーレン・ソーカー、アーティスト長谷川愛の映像作品(森美術館「未来と芸術」展出品)や、アーティスト菅野創のライブ公演企画、ドキュメンタリー映像制作などを手掛ける。また多数の音楽公演や舞台、展覧会の企画制作も行い、過去には野外フェス(GREATFUL BEER LIVE FES、2015年)を主催。映像制作のみならず、作曲、音声編集、最近ではオンライン配信などのテクニカルサポートを行っている。